- 2021年2月12日
【新型コロナ】イベルメクチン予防内服の臨床試験 RCT 3 本まとめ
2021年2月現在公表されているイベルメクチン〈予防内服〉の有効性を検討した RCT は 3 本あります。実際どの程度「効く」見込みがあるのか,吟味しました。
2021年2月現在公表されているイベルメクチン〈予防内服〉の有効性を検討した RCT は 3 本あります。実際どの程度「効く」見込みがあるのか,吟味しました。
2021 年 2月現在公表されている,新型コロナ軽症早期感染例を対象としたイベルメクチンのランダム化比較試験は6本あります。臨床的に意味のあるアウトカムを達成した試験は実在するのか,実際に読んで吟味してみました。
COVID-19 への効果が期待されるイベルメクチンですが,早期からその有効性を必要以上に喧伝する風潮が目立ちます。今回は ivmmeta.com というウェブサイトで行われている「極めて危険なメタ解析」を題材に,メタ解析の読み方について勉強したいと思います。
時間の無駄でしかない「謎の会合」。それらに今日から決別し,本当に意義のある抄読会を行うため,まず行うべきことは何でしょうか。そもそも抄読会の目的とは何なのでしょうか。批判的吟味の術を学ぶため,まず読むべき本は?
私たちはいつも,臨床試験の論文に「騙されている」かもしれない・・。そんな不安を払拭するため臨床試験の質を『爆速で』チェックできるお手頃なリストを作りました。
薬剤説明のパンフレットに貼ってある,その一見立派な RCTの結果。そのエンドポイントは「本当に意味のある指標」なのでしょうか。巨額が動く RCT では,しばしば「有意差」が作り出されます。この記事では,そんな闇の深い臨床試験に用いられる【やばいエンドポイント】についてまとめました。
サロゲート・エンドポイント,真のエンドポイント,主要エンドポイント,副次エンドポイント,複合エンドポイント… 医学系RCTでよく見るこれらの用語について,その概念が抱える【闇】も含めて解説します。
80歳以上の超高齢日本人でエドキサバン15mgとプラセボを比較した多施設共同二重盲検 RCT(ELDERCARE-AF)の論文(NEJM掲載)を読みました。