【告知】医療統計の解説 youtube チャンネル始めました

告知です。

医療統計の解説チャンネルを開設

医療統計の解説チャンネルを開設しました!!

いやあ。ついに。

共同制作者の大先生と共に,プロジェクトを練り始めてから1ヶ月程度。感慨深いです。

医療統計を学びたいけど時間がないし,何から始めたらいいのかさっぱりわからない!

そんな臨床医・医学生・コメディカルの皆さん向けに,やさしくやわらかく医療統計の基礎知識をお伝えしていくような Youtube チャンネルにできたらなと思っています。

よろしくお願いいたします!!

以下は簡潔にこのチャンネルのコンセプトをお伝えします。

二人体制で制作

実は前々からブログでの解説記事に限界を感じていて,

とことんまでハードルを下げるには動画解説しかない!

と思っていたのですが,なかなか一人で始めるには作業時間的なハードルが極めて高く,はじめの一歩を踏み出せずにいました。

動画制作はめちゃくちゃ大変

とにかく一本の動画を作るにしても

  1. テーマを決める
  2. 解説内容のプロットを書く
  3. 動画作成ツールで大まかな流れを作る
  4. 読み原稿をまとめる
  5. 録音する
  6. 音声ファイルを修正
  7. 音声にあわせて動画のタイミング調整
  8. エンコード
  9. アップロード
  10. サムネイル作成
  11. 記事説明欄作成
  12. 告知・拡散

と膨大な作業が必要になります。

これをコンスタントにこなして動画を上げ続けるというのは,もうほとんど狂気の沙汰で,とても本業を続けながら同時並行でやることなんて無理だろうと思っていました。

一時期ひとりでトライしてみようと思った時期もありましたが,2分くらいで挫折して絶望するばかりでした。

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共同制作という革命

しかし私が幸福だったのは,同じ理念・目標を共有できて本当にリスペクトできる共同制作者を得られたことでした。

一人でできないなら,二人でやればいいじゃない。

私の中のマリーアントワネットがそう呟いた瞬間,一筋の光明がさしたのでした。

共同制作者は統計大好きおじさん

私と一緒にチャンネルを作っている人物は,

市中勤務医としてバリバリに働きつつ,自宅でも家事をバリバリにこなしつつ,そのかたわら統計検定1級の勉強と解説記事をブログに上げ続けているド変態 スーパーストイックパーソン

です。私の知る限りこれ以上ない最強のパートナーです。

以下はその大先生のブログです(▼)。

脳内ライブラリアン

医療、統計、哲学、育児・教育、音楽など、学んだことを深めて還元するために。…

ブログの内容は〈統計検定1級対策〉が多いので,統計検定1級に興味のある医療関係者の皆さんは是非一度ご覧になっていただければと思います。

ちなみに統計検定1級ってどのくらいのレベルなの?という話ですが,一般の勤務医が必要な統計知識を遥かに超えていることだけは確かです。

ふつうに臨床をやる分には,羽虫1匹の退治のために街ごとミサイルで吹き飛ばすくらいのオーバーキルと思われます。だからド変態と言っている

チャンネルの想定視聴者

そんな統計おじさんの統計知識を,私のような「ちょっとかじってるくらい」のひとが間に立つことでヌルッとわかりやすく再構成し,とことんまでハードルを下げてお伝えしていく。

そんな感じのチャンネルにできたらなと思っています。

想定視聴者は,医療統計の初学者全員

です。

医師,薬剤師,研修医,コメディカル,学生……,とにかく臨床医学論文に触れる人全員を想定しています。

視聴者全員が論文の〈批判的吟味〉のハウツーをマスターすること

を目指して継続していきたいと思っています。

今後の野望

まずは医療関係者から始めていきますが,ゆくゆくは全国民にまで統計リテラシーを浸透させ,全国民を〈エビデンスおばさん〉化することが野望です。

すなわち 統計リテラシー補完計画

ゆくゆくは

ジャパニーズはエビデンスにうるさい

と言われる社会の形成を目指したいと思います。

どうしても本業のかたわら,更新頻度は低めになってしまうと思いますが…温かい眼で気長にお付き合いいただければ幸いです。

当ブログともども,よろしくお願いいたします!!🙇‍♀️🙇‍♂️

次回予告

第1回は「平均値と中央値」でしたが,第2回は「標準偏差と分散」について取り扱いたいと思います。

また新しい動画を投稿できたら,このブログで告知させていただきます。

ではまた!

[おすすめ本紹介]

Users’ Guides to the Medical Literature


タイトル通り「医学論文を現場でどう応用するか?」迷える臨床家のためのユーザーズガイド。Tips 集のような構成で,どこからでもつまみ読みできます(通読向きではない)。医学論文の批判的吟味を学ぶにあたり 1 冊だけ選ぶならコレ,という極めて網羅性の高い一冊です。著者 Gordon Guyatt 氏は “EBM” という言葉を作った張本人。分厚い本ですが,気軽に持ち歩ける Kindle 版はオススメです。邦訳版もあります。

医学文献ユーザーズガイド 第3版


表紙が全然違いますが「Users’ Guides to the Medical Literature (JAMA)」の邦訳版。医学文献を批判的吟味するためのTips集としてかなりの網羅性を誇る代表的な一冊です。唯一の欠点は Kindle版がないこと(英語版はある)と,和訳が気になる部分が結構あること。2つでした。原著とセットで手に入れると最強の気分を味わえます。鈍器としても使えます

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>医療統計の解説チャンネル

医療統計の解説チャンネル

スキマ時間で「まるきりゼロから」医療統計の基本事項を解説していく Youtube チャンネルを 2 人で共同運営しています。

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