- 2022年8月5日
医療従事者の4回目ワクチン接種コホート研究(イスラエル)【新型コロナ】
イスラエルで行われた若年健康医療従事者を含む対象への4回接種 vs 3回接種を比較したコホート研究を読んだので,その感想文です。
イスラエルで行われた若年健康医療従事者を含む対象への4回接種 vs 3回接種を比較したコホート研究を読んだので,その感想文です。
不確実性の大きい医療行為に対する向き合い方としては,以下2つの対立意見がしばしば取り上げられます。「かもしれない止まり」なら「使うべきでない」。「効くかもしれない薬」なら「使えるべき」。この領域の治療に対し,私たち医療者はどう向き合うべきなのでしょうか。
少しでもラクに効率的な情報収集を行うにはどうしたらいいか?毎晩悶々と試行錯誤を繰り返した私が命を削って厳選した Tipsを共有します。
臨床家必須スキルと言っても過言ではない pubmed「検索式」の作り方と,その具体例をまとめました。A・B・C からコピペして繋げるだけでそれなりの検索式が作成できます。
いかに「良い薬」であっても,状況次第では毒になります。検証的 RCT をしたら「かえって害」と判明した経験的治療は少なくありません。イベルメクチンを例に,検証不十分な薬剤を承認することの危険性について考えてみます。
COVID-19 に対するイベルメクチンの適応について,プロ集団の中でどのような扱いとなっているでしょうか。バイアスの少ない情報源として,2021 年 8 月 時点で筆者が確認できたメタ解析などの〈2次情報〉や〈推奨〉を列記します。
医療・健康情報は,しばしば裏取りも十分に行われないまま無責任な情報拡散が目立ちます。イベルメクチンもその例に漏れません。この記事ではイベルメクチンを取り巻く質の低い情報発信を実例ベースで取り上げます。