医学・医療－エビカツ横丁

医療従事者に必要な統計学習を「3ステップ」で考える

がむしゃらに勉強するとなかなか辛い医療統計。うまくステップアップしながら学習を続けるためのポイントについて私見をまとめます。

私たちはポストAI社会でこの先生きのこれるのでしょうか。

アルツハイマー型認知症に対する新薬「レカネマブ」が抱える現実的問題を7つにまとめて解説した記事です。

2022年末，今年1年のCOVID-19経口内服薬エビデンス変遷について，備忘録的にまとめました。ラゲブリオ，パキロビッド，ゾコーバについてのお話です。

2022年のコロナ診療についての雑感を，好き勝手に殴り書いた記事です。内服薬の話は長くなりすぎたので分離しました。

イスラエルで行われた若年健康医療従事者を含む対象への４回接種 vs 3回接種を比較したコホート研究を読んだので，その感想文です。

初の国産新型コロナ治療薬として期待されていたゾコーバ（エンシトレルビル）の「緊急承認」は見送られました。その公開治験データを読みながら，見送りの理由をまとめます。

不確実性の大きい医療行為に対する向き合い方としては，以下２つの対立意見がしばしば取り上げられます。「かもしれない止まり」なら「使うべきでない」。「効くかもしれない薬」なら「使えるべき」。この領域の治療に対し，私たち医療者はどう向き合うべきなのでしょうか。

医学領域において「効かないこと」を直接的に示すのは困難です。その理由として考えられる３点について詳述します。

JAMA internal medicine に掲載されたイベルメクチンの非盲検 RCTをざっくり読みましたので所感をまとめました。